クロアゲハ

アゲハチョウ科

クロアゲハは、都心部でも見かける機会の多いアゲハチョウ科の蝶です。分布も広く、本州、四国、九州、沖縄で普通に見ることができます。

この記事では、これまでに観察したクロアゲハの写真を紹介します。

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クロアゲハの紹介

2016年3月21日沖縄県石垣島のクロアゲハ
分布本州・四国・九州・沖縄
生息環境平地・山地
発生回数年3~5回程度
成虫が見られる時期5月頃から10月頃まで
越冬の状態蛹で越冬
食草カラスザンショウやカラタチなどのミカン科の植物
亜種日本本土亜種、沖縄・八重山亜種

クロアゲハは、都心部でも見かける機会の多いアゲハチョウ科の蝶です。分布も広く、本州、四国、九州、沖縄で普通に見ることができます。分布の北限は東北地方北部であり、青森県では稀で、北海道には生息していません。沖縄に生息する個体は沖縄・八重山亜種とされていて、赤斑がよく発達する特徴があります。

日本蝶類図説(1904年の図鑑)に掲載されているクロアゲハ

1904年に出版された日本蝶類図説(宮島幹之助)という図鑑があります。まずは、ここに記載されているクロアゲハを紹介します。

宮島幹之助(1904)『日本蝶類図説』.

全翅黒く、雌雄にて其状を異にす。雄前翅地色は淡褐黒色なれど、近縁脉脉間條は濃黒色なり。後翅黒褐色にして肛角の青黒點は橙紅色の環にて圍まる。前縁には蒼白色の廣帯あり。裏面の赤色半月紋は外縁に列び、内縁に近きほど大なり。尾は短くして黒し。雌一般に雄よりも大きく淡色なり。後翅前縁の白帯なく、肛角赤色紋は大にして顕著なり。時として表面にも外縁の沿ひ赤色半月紋列あることありて、變化に富む。春生は夏生に比すれば翅小なり。

●期部 四月ー九月

●産地 本島、四国、九州、琉球

●仔虫 あげはの仔虫に類し、柑橘類の葉を食し、大なる帯蛹を作くる

宮島幹之助(1904)『日本蝶類図説』.
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クロアゲハの写真集

東京都練馬区

2009年9月17日東京都練馬区のクロアゲハ

クロアゲハは東京都心でも普通に見られます。この個体は東京都練馬区にある石神井公園で観察したクロアゲハです。葉っぱにとまって休憩していました。石神井公園ではクロアゲハやカラスアゲハ、アオスジアゲハ、キアゲハ、ナミアゲハの5種類のアゲハチョウ科の蝶を観察できます。

埼玉県飯能市

2009年9月17日埼玉県飯能市のクロアゲハ

埼玉県飯能市では多くの黒いアゲハチョウを観察することができます。これまでにモンキアゲハやオナガアゲハ、カラスアゲハ、クロアゲハを観察しました。黒いアゲハは赤い花を好んで訪れる傾向があります。飯能市では赤いツツジなどの蜜を吸う黒いアゲハをよく観察できます。

沖縄本島

2009年9月1日沖縄本島のクロアゲハ

沖縄本島のクロアゲハです。沖縄に生息するクロアゲハは沖縄・八重山亜種とされており、本州などのクロアゲハとは別亜種とされています。

沖縄県石垣島

2016年3月21日沖縄県石垣島のクロアゲハ

沖縄に生息する個体は沖縄・八重山亜種とされていて、赤斑がよく発達する特徴があります。この個体は本州と比べると赤紋がよく発達しているのがよくわかります。一見全く別の種類の蝶に見えるほど、赤色紋が目立ちました。

本州などではクロアゲハは最もよく見られる黒いアゲハチョウですが、石垣島ではクロアゲハよりヤエヤマカラスアゲハやジャコウアゲハの方が多く観察できました。

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