ウスバキチョウ(キイロウスバアゲハ)~珍しい?生態写真や生息地、食草、越冬、亜種などを解説~

アゲハチョウ科
※当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。
※当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。

ウスバキチョウはキイロウスバアゲハとも呼ばれ、北海道の大雪山系の山頂付近にのみ生息する高山蝶で、地面を這うように飛びます。

この記事では、これまでに観察したウスバキチョウ(キイロウスバアゲハ)の写真を紹介します。

スポンサーリンク

ウスバキチョウの紹介

2011年8月3日北海道上川町のウスバキチョウ
分布北海道
生息環境山地
発生回数年1回
成虫が見られる時期6月頃から7月頃まで
越冬の状態蛹で越冬
食草コマクサ
亜種なし

別名キイロウスバアゲハ。北海道の大雪山系の山頂付近にのみ生息する高山蝶で、地面を這うように飛びます。成虫は5月下旬ごろから発生し始め、7月下旬頃まで見ることができます。アゲハチョウ科の中では原始的なグループに属すると考えられています。似た種は特にいないため、容易に見分けることができます。

本種は「文化財保護法」に基づき1965年5月12日に天然記念物に指定されていて、採取禁止となっています。また、本種の幼虫は、同じく天然記念物であるコマクサを食草とします。環境省レッドリスト2020では「準絶滅危惧(NT)」に分類され、「現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種」とされており、今後の動向に注意が必要です。

スポンサーリンク

ウスバキチョウの写真集

北海道上川町

2011年8月3日北海道上川町のウスバキチョウ

北海道の大雪山系の山頂付近にのみ生息する高山蝶で、この日の目的の蝶でした。ウスバキチョウは6月から7月頃に成虫が見られるため、8月で観察できるかは不安でしたが、大雪山に登ってすぐ、地面を這うように飛ぶウスバキチョウを発見しました。この日観察できたのはこの1頭だけでしたが、初見の蝶は見ただけで嬉しくなります。ちなみに、ウスバキチョウは1965年5月12日に天然記念物に指定されていて、採取禁止となっています。

スポンサーリンク

写真の利用について

この記事に限らず、このブログに掲載している写真はフリーに使っていただいて問題ありません。注意事項を以下に記載しますので、ご一読下さい。

  • このブログに掲載している全ての写真は、基本的に自由に使っていただいて問題ありません。事前連絡も不要です。
  • ただし、出典及びリンク(URL)は必ずご記載いただきますようお願いします。特に、インターネット上に当ブログの写真を掲載する場合は、リンク先の掲載を必ずお願いいたします(リンク先:https://www.choublog.site/)。
  • サイズの大きい画像をご希望の場合等については、お問い合わせフォームから個別にお問い合わせをお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました