日本のカブトムシは何種類?4種類を紹介!ヤマトカブト、コカブト、タイワンカブト、クロマルカブト

カブト・クワガタ
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日本に生息するカブトムシは1種類だけだよね?

そう思っている人は多いのではないでしょうか?ツノが大きいヤマトカブトムシがあまりにも有名で、他にはカブトムシは存在していない、そう思っている人は多いと思います。

ヤマトカブトムシ

ですが、日本にはヤマトカブトムシ以外にもカブトムシは生息しています。世界ではカブトムシは8つのグループに分かれますが、日本ではこのうち4つのグループ1種類ずつが分布しています。この記事では、日本に生息する以下の4種類のカブトムシを紹介します

  • ヤマトカブトムシ
  • コカブトムシ
  • タイワンカブトムシ(サイカブトムシ)
  • クロマルカブトムシ(クロマルコガネ)
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ヤマトカブトムシ

ヤマトカブトムシ

まず最初に紹介するのは、ヤマトカブトムシです。いまさら紹介不要かもしれませんが、多くの人が”カブトムシ”と聞いて思い浮かべるのが、このヤマトカブトムシだと思います。カブトムシは日本全国に広く生息しており、「昆虫の王様」と呼ばれることもあり、クワガタ虫と並んで人気のある昆虫です。

オスには大きな角があり、日本では沖縄に生息するヤンバルテナガコガネに次いで2番目に大きい甲虫で、80mmを越える個体もいます。

生息場所ほぼ日本全国
体長30~80mm程度

ヤマトカブトムシの成虫は、主に広葉樹の雑木林に生息しており、クヌギやコナラなどの樹液をエサとしています。また、基本的には夜に活動する夜行性の昆虫ですので、昼間に樹液の出ている木を見つけておいて、夜にその場所に行くとヤマトカブトムシが見つかる可能性が高まります。

また、ヤマトカブトムシは夜間に光に集まる習性がありますので、光を放って集める方法(ライトトラップ)もあります。

  • ヤマトカブトムシはクヌギやコナラなどの樹液をエサとしている。
  • 夜行性のため、樹液の出ている木を夜に探しに行くと見つかる可能性が高まる。
  • 光を使って採集する方法(ライトトラップ)も有効。

樹液での採集と、ライトトラップの採集方法は以下のYouTube動画で紹介していますので、こちらも併せて是非ご覧ください。YouTubeのチャンネル登録も是非お願いします。

↓樹液採集

↓灯火採集(今回はヤマトカブトムシは来ませんでしたが、ライトトラップで採集できることもあります)

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コカブトムシ

コカブトムシ

コカブトムシは、その名の通り小さいカブトムシです。体長は18mm~26mm程度で、オスもメスも小さなツノがあります。個体数はそれほど多くはありませんが、日本全国に分布しています。

基本的には夜行性ですが日中に活動する姿を見かけることもあります。”カブトムシ”というと樹液や腐った果実の汁を吸うイメージがありますが、コカブトムシはこれらをエサとはしません。コカブトムシは、主に他の昆虫の幼虫や死骸を食べます。南西諸島のコカブトムシは何種類かの亜種に分けられます。

生息場所ほぼ日本全国
体長18~26mm程度
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タイワンカブトムシ(サイカブトムシ)

タイワンカブトムシ(サイカブトムシ)

タイワンカブトムシ(サイカブトムシ)は沖縄県に生息するカブトムシです。サイのような角があることからサイカブトと呼ばれます。大きさは33~47mm程度で、コカブトムシよりは大きく、ヤマトカブトムシよりは小さいカブトムシです。

サイカブトムシは元々は日本に生息していなかった外来種のカブトムシです。原産はインドシナ半島周辺ですが、1921年に石垣島で初めて確認され、沖縄本島では1974年に発生が確認されており、その後も分布を広げています。

夜行性のカブトムシで、沖縄県ではヤシ類やサトウキビなどの害虫として扱われています。特に大東諸島ではビロウ林で食害が発生していて影響が出ており、沖縄県では防除計画まで策定されています。

生息場所沖縄など
体長33~47mm程度
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クロマルカブトムシ(クロマルコガネ)

クロマルカブトムシ

クロマルカブトムシは宝島などに生息し、大きさが15mm程度の小型のカブトムシです。別名としてクロマルコガネという名前を持っています。オスもメスもツノが無いので、コガネムシと見間違えますが、本種はカブトムシに分類されます。

生息場所宝島など
体長12~18mm程度
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次に読むべきオススメの記事はこちら!~クワガタの種類を紹介~

この記事では日本に生息する4種類のカブトムシを紹介しました!日本にはカブトムシはあまり種類がいませんが、クワガタは日本には亜種を含めると50種類以上が生息しています。日本に生息するクワガタの種類は以下の記事でまとめていますので、こちらも是非ご覧ください。

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