運営者情報~昆虫写真家”ふじみどり”~

このサイトでは、日本に生息する蝶やカブトムシ、クワガタの魅力を紹介していきます。

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運営者情報

このページを運営しているのは昆虫写真家の”ふじみどり”です。NPO法人「日本アンリ・ファーブル会」に所属しています。

日本アンリ・ファーブル会が運営するファーブル昆虫館

昔から昆虫が好きで、その中で特に蝶に興味があり、カメラでの撮影を継続的に行っています。仕事との両立の中でフィールドに行ける回数は多くはありませんが、時間を見つけて年に数回は蝶や昆虫を探しに全国を旅しています。

私は、東京の大学を卒業して国家公務員Ⅰ種に合格し、国家公務員として働いてきました。月200時間を超える残業もありましたが、細々と昆虫観察を続けたことで、情報を蓄積することができました。

これまでに47都道府県すべてを旅して約200種類の蝶を観察しました。その経験や知識を踏まえ、蝶を含む昆虫のことを知りたいと考えている人の参考になればと思いこのホームページを運営しています。

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本ブログ立ち上げの経緯など

私の趣味は蝶の観察です。2008年ごろから蝶の観察を始めました。始めたきっかけは、小さいころに昆虫が好きだったのと、コンパクトデジタルカメラを買ったことでした。

撮影する対象を探している中で、当時住んでいたところの近くにあった東京都練馬区の石神井公園で偶然ミドリシジミを見つけました。ミドリシジミをコンパクトデジタルカメラで撮影したところから、蝶の観察・撮影を始めました。

2008年に東京都練馬区の石神井公園で撮影したミドリシジミ

それから毎年フィールドを広げつつ、観察する蝶の種類を増やしていき、今では凡そ200種類の蝶を撮影することができました。

蝶は詳しく知れば知るほど、観察が楽しくなります。蝶が何に擬態しているか、アゲハチョウはなぜ同じ道(蝶道)を飛ぶのか、数を減らしている蝶はなぜ減らしているのか、まだまだ分からないことが多いのですが、それを一つずつ観察を通じて知っていくことは楽しいことです。

このブログは、そういった蝶の魅力とそれを知ることの楽しさを知っていただくために作成しました。できる限りわかりやすく蝶の魅力を伝えていくつもりですので、是非ご覧いただければと思います。

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日本に生息する蝶や昆虫の魅力を紹介

日本には、240種類程度の蝶が生息していると言われています。”程度”と記載したのは、海外から一時的に飛んできて、土着しないままいなくなる蝶(迷チョウ)が何種類かいるためです。そういった海外から一時的に飛んでくる蝶(迷チョウ)を含めると、260種類程度が日本で見られる蝶と言われています。

この中には、北海道にしか生息しない蝶、沖縄県にしか生息しない蝶、屋久島にしか生息しない蝶、小笠原諸島にしか生息しない蝶など、その場所でしか観察できない蝶が多く存在するため、全ての蝶を観察・撮影するというのは、膨大な時間とお金が必要になり、一生をかけてもコンプリートするのは非常に難しいです。

また、蝶の生態について個別にみると、例えばクロシジミという蝶は、幼虫の時にクロオオアリの巣の中で生活します。アリからエサをもらって成長する代わりにアリに蜜を与え、アリと共生する蝶です。この様に、アリと共生する蝶は何種類かいます。

2010年7月24日クロシジミ(山梨県南都留郡富士河口湖町)

また、蝶の幼虫は植物を食べるというイメージがあると思いますが、ゴイシシジミという蝶の幼虫は完全な肉食で、ササなどにつくアブラムシを食べて成長します。

2009年8月16日ゴイシシジミ(岐阜県中津川市)

この様に、日本には多種多様な蝶が生息していて、1種類1種類にそれぞれの生態があります。私たちが普段の生活の中で見る蝶は、その中のほんの一部にしかすぎません。

蝶を探す楽しさというのは、子供の時の宝探しに似ているかもしれません。あるいは、ポケモンGOの実社会版というイメージかもしれません。さらに、ある程度蝶の種類を観察すると、次にはその1種類1種類ごとの生態をしる楽しさが湧いてきます。

これは、1年や2年でコンプリート出来ることではありません。何十年という歳月をかけて観察することが必要です。そこに蝶を観察する楽しさがあると感じています。実社会で役に立つわけではありませんし、仕事としてやっていなければお金になるわけでもありませんが、趣味として楽しむには非常に良い題材だと感じています。

そういったことを踏まえて、このブログでは蝶や昆虫の種類や生息地、生態などを紹介することで蝶や昆虫の魅力を発信し、皆様に伝えていけたらと考えています。

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