【灯火採集ライトトラップ】激安の紫外線LEDライトでクワガタを採集してみた

カブト・クワガタ

2023.08.092023.08.14

クワガタを採集する方法としては、

がメジャーな採集方法です。このうち、樹液にきている個体を採集する方法は、多くの人が行っていると思います。一方で、ライトトラップでの採集は、多くの個体を採集することができますが実践している人は多くありません。

その理由としては、

といった理由が考えられます。この記事では、２点目の「高価」の常識を覆す、非常に安価なライトトラップを実践しましたので、その結果を紹介します。

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ライトトラップに必要な機材

まず必要なのは、ブラックライト（紫外線LEDライト）です。今回は楽天市場で４千円で購入したものを使用しました。４千円で２本セットで売られていました。電源はUSBですので、USBのモバイルバッテリーを別途購入する必要があります。

昆虫は紫外線に集まる習性があります。このブラックライトは紫外線を放出するライトですので、これを暗い時に灯火することでクワガタやカブトムシを呼び寄せることができます。

ただし、通常のライトトラップでは、非常に強い光を使って遠くのクワガタやカブトムシを呼び寄せることができますが、このブラックライトは光がそれほど強くないため、できる限りクワガタが生息している場所の近くで点灯する必要があります。

↓ブラックライトは以下から購入することができます。

今回はUSB電源のブラックライトを使用しましたので、モバイルバッテリーを別途購入しました。今回使用したのはANKERの大容量かつ２台同時接続可能なモバイルバッテリーです。ライトトラップでは、ブラックライトを何時間も使用するため、容量は大きければ大きい方が良いです。

↓モバイルバッテリーは以下から購入することができます。

最後にレジャーシートを購入しました。これは100均で購入したレジャーシートです。ブラックライトの光が弱いため、できる限り反射して光を強く見せるため、シルバーのレジャーシートをブラックライトの下に敷くことにしてみました。これが効果があるのかは分かりませんが、試しに実施してみました。

レジャーシートの上に、モバイルバッテリーに接続したブラックライトを点灯してみました。暗闇の中に怪しい紫のライトが光っています。やはり光は強くありませんが、真っ暗闇の中ではそれなりに目立つ光となっています。シルバーのレジャーシートにも反射して良い感じになりました。

ライトトラップの機材１式を揃えるのにかかった費用は、概ね１万円です。通常、ライトトラップの機材をそろえると数万円しますので、かなり経済的なライトトラップと言えると思います。あとは、本当にクワガタが集まってくれるのかどうかです、、、

結論から紹介すると、今回の約１万円のライトトラップで以下の３種類のクワガタを採集することができました。時間は７時頃から９時頃までの２時間程度実施しました。

今回の採集での最大の成果はミヤマクワガタの♂です。大型の非常に立派な個体を採集することができました。

ミヤマクワガタを♂と♀のペアで採集することができました。

小型のノコギリクワガタを採集しました。小型ではありますが、今回のライトトラップで採集できたことは非常に嬉しかったです。

コクワガタの♀も採集できました。ブラックライトめがけて飛んできて、ライトトラップのすぐ近くでひっくり返っていました。

今回のライトトラップで採集できたクワガタは３種類でしたが、ブラックライトの周りには非常に多くの蛾やコガネムシが集まってきてくれました。

たった４千円のブラックライトですが、昆虫を集める効果があることは十分に証明できたと思います。ライトトラップを試してみたいけど金銭的な面などで難しいと感じている人は、是非このブラックライトによるライトトラップを試してみて下さい。