チョウセンアカシジミ~珍しい?生態写真や生息地、食草、越冬、亜種などを解説~

蝶の図鑑

チョウセンアカシジミは日本では岩手県、山形県、新潟県に局地的に生息する珍しい蝶です。生息地では、平地や低山地の河川沿いや湿地周辺の樹林に生息しています。

この記事では、これまでに観察したチョウセンアカシジミの写真を紹介します。

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チョウセンアカシジミの紹介

2018年6月17日福島県三島町のチョウセンアカシジミ
分布本州
生息環境平地
発生回数年1回
成虫が見られる時期6月から7月頃
越冬の状態卵で越冬
食草トネリコ
亜種なし

チョウセンアカシジミは日本では本州のみに生息し、本州の中でも岩手県、山形県、新潟県の3県にしか生息しません。また、この3県の中でも生息地は局地的で、普段の生活の中ではなかなか出会える蝶ではありません。過去生息していた場所でも、各種開発により絶滅した地域もあり、絶滅が危惧される蝶の1種です。なお、新潟県中部でもチョウセンアカシジミが見られますが、これは人為的に移入した個体です。

成虫は年1回の発生で、6月下旬頃から7月頃に見られます。日中は不活発で、主に夕方から日没頃に活発に活動し、緩やかに飛びます。飛び方はウラゴマダラシジミに似ます。

ゼフィルスと呼ばれるシジミチョウ科の1群の中の1種です。

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チョウセンアカシジミの写真集

福島県三島町

2018年6月17日福島県三島町のチョウセンアカシジミ
2018年6月17日福島県三島町のチョウセンアカシジミ

福島県三島町で観察したチョウセンアカシジミです。この場所は人工的に飼育している場所であり、完全な野生のチョウセンアカシジミではありません。野生のチョウセンアカシジミは岩手県、山形県、新潟県の3県にしか生息しません。

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