シータテハ~珍しい?生態写真や生息地、食草、越冬、亜種などを解説~

タテハチョウ科
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シータテハは北海道から九州まで広い範囲の分布し、主に山地で見られる蝶です。キタテハやエルタテハ、ヒオドシチョウと似ますが、シータテハは後翅の裏面にあるC字状の白斑が特徴です。

この記事では、これまでに観察したシータテハの写真を紹介します。

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シータテハの紹介

2009年7月19日山梨県韮崎市のシータテハ
分布北海道、本州、四国、九州
生息環境山地
発生回数年2回程度
成虫が見られる時期周年
越冬の状態成虫で越冬
食草ハルニレなど
亜種なし

シータテハは年に2回程度発生します。成虫で越冬するため、ほぼ年中成虫を観察することができる蝶です。後翅の裏面にC字状の白斑があることから、シータテハと呼ばれます。キタテハやエルタテハ、ヒオドシチョウと似ますが、このC字状の白斑で区別することができます。

北海道では平地から山地に生息しますが、本州では主に山地に生息する蝶です。中国地方や四国では減少が進んでおり、現在はほとんど見られない状態となっています。

成虫は花の蜜や樹液、腐った果物の果汁などを吸います。

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シータテハの見分け方

キタテハ、シータテハ、エルタテハ、ヒオドシチョウは見た目が非常に良く似ます。ここでは、シータテハの見分け方を紹介します。

シータテハの見分け方

見分けるポイントは2点あります。

1点目は、後翅の裏面の白斑がキタテハはC字かL字型になります。これが、シータテハはC字形、エルタテハはL字形になります。

2点目は後翅の外縁の尾状突起部がキタテハは尖ります。これがシータテハやエルタテハ、ヒオドシチョウは丸まります。

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シータテハの写真集

長野県諏訪市

2021年8月8日長野県諏訪市のシータテハ

長野県諏訪市で観察したシータテハです。この場所では、オオムラサキやコムラサキなど、多くのタテハチョウ科の蝶を観察しました。シータテハも非常に綺麗な個体を観察することができました。

山梨県韮崎市

2009年7月19日山梨県韮崎市のシータテハ

山梨県韮崎市で観察したシータテハです。地面に止まっているシータテハを撮影しました。

山梨県大月市

2009年6月23日山梨県大月市のシータテハ

山梨県大月市で見つけたシータテハです。シータテハの翅の裏面は枯葉のような模様をしており、背景によく溶け込みます。これにより、天敵である鳥に見つからないようにしていると考えられます。この写真で後翅の裏面のC字状の模様が良く見えます。これがシータテハの名前の由来です。

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