スミナガシ~珍しい?生態写真や生息地、食草、越冬、亜種などを解説~

タテハチョウ科
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”墨流し”を想起する翅の色彩から”スミナガシ”という和名がつけられました。スミナガシは独特の緑青色の色彩を持つ美しい蝶で、見た目が似ている蝶はいないため、他種との識別は容易です。日本では本州から沖縄まで広く分布しています。

この記事では、これまでに観察したスミナガシの写真を紹介します。

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スミナガシの紹介

2015年8月8日神奈川県箱根町のスミナガシ
分布本州、四国、九州、沖縄
生息環境平地、山地
発生回数年2回
成虫が見られる時期5月から8月頃
越冬の状態蛹で越冬
食草アワブキ、ミヤマハハソなど
亜種日本亜種、沖縄亜種、八重山亜種

スミナガシは本州の東北地方から四国、九州、沖縄まで広く分布する蝶で、成虫は年2回発生し、第1化(春型)が5月頃に、第2化(夏型)が7月下旬頃に発生します。比較的よく見られる蝶で、東京都内でも生息しています。

独特の緑青色をしているため、見た目が似た種はおらず、他種との識別は容易です。赤い口吻もスミナガシの特徴の1つです。

成虫は樹液は獣糞の汁を好んで吸うほか、地面から吸水する姿も良く目にします。また、人の汗を吸いに来ることもあります。少し開けた場所で占有行動をとることもあります。

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スミナガシの写真集

神奈川県相模原市

2016年6月18日神奈川県相模原市のスミナガシ
2016年6月18日神奈川県相模原市のスミナガシ

神奈川県相模原市の陣馬山でスミナガシを観察しました。少し開けた場所でスミナガシが占有行動をとっていました。俊敏に飛び立ち、また同じ場所に戻ってくるという行動を繰り返していました。6月に観察した個体ですので、第1化(春型)です。下の写真では、わずかではありますが赤色の口吻が見えます。

神奈川県箱根町

2015年8月8日神奈川県箱根町のスミナガシ

神奈川県箱根町で観察したスミナガシです。私の汗を吸いに来たのか、ズボンにとまって離れませんでした。緑青色の非常に美しい模様を写真に残すことができました。この個体は8月に観察したので、第2化(夏型)になります。

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