コムラサキ(クロコムラサキ)

タテハチョウ科

コムラサキは、オオムラサキと比較して小型で、紫色に光るタテハチョウという意味で名づけられました。オスは翅の表面が紫色に輝く美しい蝶です。地域によっては黒色型のコムラサキが見られる場所があり、この黒色型のコムラサキはクロコムラサキと呼ばれることもあります。

この記事では、これまでに観察したコムラサキ(クロコムラサキ)の写真を紹介します。

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コムラサキの紹介

2016年7月9日青森県鰺ヶ沢町のコムラサキ
分布北海道、本州、四国、九州
生息環境平地、山地
発生回数年3回程度
成虫が見られる時期5月から10月頃
越冬の状態幼虫で越冬
食草ネコヤナギ、オノエヤナギなど
亜種なし

コムラサキは北海道から九州まで広く日本に分布し、各地で普通に見られます。東京都心でも見られる蝶です。成虫は1年に3回程度発生し、5月から10月頃まで観察できます。

コムラサキは褐色型が普通ですが、地域によっては黒色型のクロコムラサキと呼ばれる個体が見られます。クロコムラサキは、東北地方では福島県で記録があり、関東地方では栃木県、埼玉県、茨城県、神奈川県、千葉県で記録があります。中部地方では静岡県や岐阜県、愛知県では普通に見られます。その他、石川県や滋賀県などでも見られます。

クロコムラサキ

成虫は日中に樹の上を滑空するように飛翔し、樹液や獣糞、人の汗を吸いにくるほか、地面で吸水する姿もよく目にします。

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コムラサキの写真集

北海道佐呂間町

2014年8月17日北海道佐呂間町のコムラサキ

北海道佐呂間町で観察したコムラサキのメスです。コムラサキのオスは翅の表面が紫色に輝くのに対して、メスは紫色に輝きません。

青森県鰺ヶ沢町

2016年7月9日青森県鰺ヶ沢町のコムラサキ

青森県鰺ヶ沢町で観察したコムラサキです。非常に綺麗な個体で、羽化してそれほど時間が経過していない個体と思われます。翅の表面が美しい紫色をしていることから、この個体はオスであることが分かります。

栃木県宇都宮市&日光市

2020年8月12日栃木県宇都宮市のコムラサキ
2018年7月14日栃木県日光市のコムラサキ

栃木県宇都宮市と日光市でコムラサキを見つけました。上の写真の個体はコムラサキのオスで地面から吸水していました。また、下の写真の個体は産卵中のコムラサキのメスです。コムラサキは樹液や獣糞の汁を吸うほか、この写真のように地面から吸水する姿も良く目にします。

長野県松本市

2009年7月15日長野県松本市のコムラサキ

長野県松本市で観察したコムラサキです。地面から吸水する姿を観察しました。コムラサキは口吻が黄色で目立ちます。

東京都練馬区

2008年7月9日東京都練馬区のコムラサキ

東京都練馬区の石神井公園で観察したコムラサキです。石神井公園はコムラサキの幼虫の食草である柳が植えられており、コムラサキを観察することができます。成虫は樹液などを好んで吸うため、樹液の出ている木を探すと本種にであることができます。また、柳の近くを飛んでいる姿も頻繁に見ることができますが、樹高が高いため撮影には苦労します。コムラサキのオスは翅表が紫色に輝き、非常に綺麗で魅力的な蝶です。

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