オナシアゲハ~東南アジアで観察した蝶(タイ・フィリピン・ベトナム)~

海外の蝶
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オナシアゲハは日本でも八重山諸島などで採集記録があるアゲハチョウ科の蝶(迷蝶)で、ナミアゲハに似ていますが、和名の通り尾状突起がないことが特徴です。日本には土着しておらず、東南アジアなどに生息しています。

この記事では、これまでに観察したオナシアゲハを紹介します。

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オナシアゲハの紹介

2011年11月6日にベトナムで観察したオナシアゲハ

オナシアゲハは日本では八重山諸島に一時的に発生する迷蝶で、土着はしていませんが、海外の多くの国で観察できる蝶です。分布が広く、世界的に最も普通に見られるアゲハチョウ科の蝶の1種と言っても過言ではありません。分布はアラビア、ペルシャ、インド、スリランカ、ミャンマー、タイ、マレー半島、ベトナム、中国、台湾などです。開長は80mmから100mm程度です。

海外では柑橘系植物の害虫として扱われていることもあります。日本のナミアゲハと同様に、民家や田畑の周辺でよく見られる蝶です。

日本では1973年に与那国島で発見されて以降、継続的に確認されていますが、何れも台湾からの迷蝶と考えられています。1989年には東京でも1頭確認されていますが、これは人為的な移入もしくは人工飼育された蝶と考えられています。

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これまでに観察したオナシアゲハ

2011年9月7日にタイで観察したオナシアゲハ
2011年9月13日にフィリピンで観察したオナシアゲハ
2011年9月13日にフィリピンで観察したオナシアゲハ
2011年11月6日にベトナムで観察したオナシアゲハ

これまでにタイやフィリピン、ベトナムでオナシアゲハを観察しました。日本のナミアゲハと同様に民家の付近を飛び回るオナシアゲハを観察しました。花によく止まり、吸蜜する姿を多数目撃しました。翅が黄色と黒の斑模様で、尾状突起がないことからよく目立ちます。東南アジアには似た種はいないため、同定も容易です。

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