メスグロヒョウモン~珍しい?生態写真や生息地、食草、越冬、亜種などを解説~

タテハチョウ科
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メスグロヒョウモンはオスとメスで模様が大きくことなり、オスはヒョウモン柄ですが、メスは黒色に白帯がある模様をしています。北海道から九州まで日本で広く見られ、ヒョウモンチョウ類の中では比較的よく見られる蝶です。

この記事では、これまでに観察したメスグロヒョウモンの写真を紹介します。

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メスグロヒョウモンの紹介

2015年6月27日山梨県北杜市のメスグロヒョウモン
分布北海道、本州、四国、九州
生息環境平地、山地
発生回数年1回程度
成虫が見られる時期6月から10月頃まで
越冬の状態幼虫で越冬
食草タチツボスミレなど
亜種なし

メスグロヒョウモンは北海道から九州まで広く日本で見ら、平地から山地まで様々な場所で見られます。成虫は年1回の発生で、6月頃に羽化し、7月から8月頃に夏眠し、9月頃に活動を再開します。ヒョウモンチョウ類の中では比較的よく見られ、山地の林道などでは多くの個体が観察できることがあります。

メスグロヒョウモンは♂と♀で全く違う模様をしているため、慣れていない人にとっては一見すると全く別の種類と認識されることがあります。♂はヒョウモンの模様をしていますが、♀はヒョウモン柄はなく、どちらかというとイチモンジチョウなどに似ます。

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メスグロヒョウモンの見分け方

メスグロヒョウモンの見分け方

メスグロヒョウモンの♂はミドリヒョウモンと似ますが、メスグロヒョウモン♂は翅の裏の白帯が1本の線状となっていることから見分けることができます。

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メスグロヒョウモンの写真集

北海道佐呂間町

2014年8月17日北海道佐呂間町のメスグロヒョウモン

北海道佐呂間町で観察したメスグロヒョウモンです。メスグロヒョウモンはその名の通り、メスは黒色をしています。この個体はメスで、見た目はヒョウモンチョウというよりはイチモンジチョウに近い模様をしています。

長野県南牧村

2015年7月19日長野県南牧村のメスグロヒョウモン

長野県南牧村で観察したメスグロヒョウモンです。メスグロヒョウモンは他のヒョウモンチョウ類と同様に花によく集まります。この個体はヒョウモン柄をしていますのでオスであることが分かります。

山梨県北杜市

2015年6月27日山梨県北杜市のメスグロヒョウモン
2015年7月25日山梨県北杜市のメスグロヒョウモン

山梨県北杜市で観察したメスグロヒョウモンです。上の写真の個体はヒョウモン柄をしていますのでオスであることが分かります。一方で、下の写真の個体は黒色をしていますのでメスであることが分かります。

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