ウラギンシジミ~珍しい?生態写真や生息地、食草、越冬、亜種などを解説~

蝶の図鑑
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ウラギンシジミは、日本で唯一のウラギンシジミ亜科に属する蝶です。和名ウラギンシジミが示す通り、翅の裏面が銀白色であることが特徴的なシジミチョウ科の蝶です。平地に生息し、都市近郊でも普通に見られ、俊敏に飛翔してよく止まります。

この記事では、これまでに観察したウラギンシジミの写真を紹介します。

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ウラギンシジミの紹介

2017年6月17日埼玉県さいたま市のウラギンシジミ
分布本州、四国、九州、沖縄
生息環境平地
発生回数年2回程度
成虫が見られる時期周年
越冬の状態成虫で越冬
食草クズ、フジ、クララなど
亜種なし

ウラギンシジミはふつう年2回の発生で、成虫で越冬するため冬季でも暖かければ飛ぶことがあります。日本で唯一のウラギンシジミ亜科に分類される蝶で、翅の裏面が銀白色であることが特徴です。翅の表面はオスとメスで異なり、オスは橙赤色、メスは白色の斑紋があります。飛び方は非常に俊敏です。

成虫は花の蜜はほとんど吸わず、腐った果物の果汁を吸ったり、地面で吸水したりします。

分布は本州以南で、北海道には生息していません。主に平地に生息する蝶で特段珍しくはなく、東京都心でも普通に生息しています。

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ウラギンシジミの写真集

埼玉県さいたま市

2017年6月17日埼玉県さいたま市のウラギンシジミ

埼玉県さいたま市で観察したウラギンシジミです。ウラギンシジミはこの写真の個体のように、裏面が銀白色であることが特徴です。似た種はいないため、容易に見分けることが可能です。

千葉県習志野市

2015年10月25日千葉県習志野市のウラギンシジミ♀
2015年10月25日千葉県習志野市のウラギンシジミ♂

千葉県習志野市で観察したウラギンシジミです。ウラギンシジミはオスとメスで表面の色が異なり、上の写真がメス(白色の斑紋)で、下の写真がオス(橙赤色の斑紋)です。

和歌山県高野町

2017年9月11日和歌山県高野町のウラギンシジミ

和歌山県高野町で観察したウラギンシジミです。ウラギンシジミは花の蜜を吸うことは稀で、多くの場合は腐った果物の果汁や獣糞、地面の水分を吸います。この写真のウラギンシジミは地面の水分を吸っています。近づくと俊敏に飛び回りますが、またすぐ同じ場所に戻って吸水を始めます。

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