ベニヒカゲ~珍しい?生態写真や生息地、食草、越冬、亜種などを解説~

タテハチョウ科
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ベニヒカゲは北海道では低山地にも生息しますが、本州では「高山蝶」と呼ばれ、主に標高1,500m以上の高山に生息する蝶です。

この記事では、これまでに観察したベニヒカゲの写真を紹介します。

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ベニヒカゲの紹介

2017年8月20日長野県東御市のベニヒカゲ
分布北海道、本州
生息環境高山
発生回数年1回
成虫が見られる時期7月から9月頃
越冬の状態幼虫で越冬
食草ヒメノガリヤスなど
亜種北海道亜種、本州亜種

ベニヒカゲは北海道と本州に生息し、北海道では平地から山地にかけて生息しますが、本州では主に標高1,500m以上の高山に生息する蝶で、「高山蝶」と呼ばれます。「高山蝶」と呼ばれる蝶は日本には以下の13種類が生息しています。

本州の高山蝶(9種類)

タカネヒカゲ、ミヤマモンキチョウ、ベニヒカゲ、クモマベニヒカゲ、タカネキマダラセセリ、ミヤマシロチョウ、オオイチモンジ、コヒオドシ、クモマツマキチョウ

北海道の高山蝶(4種類)

ウスバキチョウ、カラフトタカネヒカゲ、アサヒヒョウモン、クモマベニヒカゲ

成虫は年1回の発生で、近縁種のクモマベニヒカゲよりも発生時期はやや遅く、7月下旬から9月頃に見られます。地理的変異が大きい蝶としも知られます。

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ベニヒカゲの見分け方

ベニヒカゲの見分け方

ベニヒカゲと見た目がよく似た種としてクモマベニヒカゲがいます。クモマベニヒカゲとの見分け方は、翅の縁毛が目立たないことと、後翅の裏面に淡色の帯があることです。それに対して、クモマベニヒカゲは、翅の縁毛が白く目立ち、また後翅の裏面に眼状紋と白帯が発生します。

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ベニヒカゲの写真集

長野県東御市

2017年8月20日長野県東御市のベニヒカゲ
2017年8月20日長野県東御市のベニヒカゲ

長野県東御市でベニヒカゲを観察しました。この場所には非常に多くのベニヒカゲが生息しており、上の写真のように複数頭が集団を形成する姿も見られました。道路では多くのベニヒカゲが車にひかれていました。ベニヒカゲは全国的には生息地が局地的で絶滅が危惧される蝶の1種ですが、生息地では比較的多くの個体が見られることがあります。

群馬県みなかみ町

2018年8月25日群馬県みなかみ町のベニヒカゲ

群馬県の谷川岳で観察したベニヒカゲです。標高は2,000m程度の場所でベニヒカゲを観察しました。

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