テングチョウ~珍しい?生態写真や生息地、食草、越冬、亜種などを解説~

タテハチョウ科
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テングチョウは、頭部が天狗の鼻のように前方に伸びていることから名付けられました。北海道には生息しませんが、それ以外の地域では平地から山地にかけて普通に見られます。

この記事では、これまでに観察したテングチョウの写真を紹介します。

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テングチョウの紹介

2019年3月20日茨城県つくば市のテングチョウ
分布本州、四国、九州、沖縄
生息環境平地、山地
発生回数年1回
成虫が見られる時期周年
越冬の状態成虫で越冬
食草エノキ、エゾエノキなど
亜種日本本土亜種、南西諸島亜種

テングチョウは本州から沖縄まで広く分布し、平地から山地にかけて普通に見られます。成虫は年1回の発生で、5月下旬ごろから羽化し、成虫のまま越冬をします。そのため冬季でも暖かい日であれば成虫が飛ぶことがあります。越冬した個体は、通常3月頃になると飛び始めます。

日中に俊敏に飛翔し、花の蜜を吸うほか、地面の水を吸う姿がよく見られます。

屋久島以北の個体は日本本土亜種とされ、奄美諸島以南の個体は南西諸島亜種とされます。

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テングチョウの写真集

茨城県つくば市

2019年3月20日茨城県つくば市のテングチョウ
2019年3月20日茨城県つくば市のテングチョウ

茨城県の筑波山周辺で観察したテングチョウです。テングチョウは成虫で越冬し、春にり暖かい日が続くと越冬した個体が冬眠から目覚めて飛び始めます。越冬した個体は翅が痛んでいることが多いです。花の蜜を吸う姿がよく見られます。

東京都練馬区

2008年6月4日東京都練馬区のテングチョウ

テングチョウは平地にも山地にも生息しており、東京都心でも見ることができます。東京都練馬区にある石神井公園にはテングチョウが生息しています。個体数はそれほど多くはありませんが、俊敏に飛翔するテングチョウを観察する機会が何度かありました。

山梨県北杜市

2015年7月11日山梨県北杜市のテングチョウ

山梨県北杜市で観察したテングチョウです。テングチョウは山地にも生息しています。この写真の個体のように、地面から吸水する姿を目撃する機会も良くあります。

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