クロシジミ~珍しい?生態写真や生息地、食草、越冬、亜種などを解説~

シジミチョウ科
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クロシジミはかつては全国的に見られた蝶ですが、その後の開発などによる草原環境の衰退により、現在は絶滅した場所も多く、極めて局地的な場所にのみ生息する蝶です。

この記事では、これまでに観察したクロシジミの写真を紹介します。

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クロシジミの紹介

2010年7月24日山梨県富士河口湖町のクロシジミ
分布本州、四国、九州
生息環境平地、山地
発生回数年1回
成虫が見られる時期7月から8月頃
越冬の状態幼虫で越冬
食草クヌギ、コナラなど
亜種なし

クロシジミは生息数が激減し、生息地が局地的となっており、現在は絶滅が危惧される蝶の1種です。成虫は1年に1回の発生で、7月から8月頃に見られます。日中、オスは草原の上を俊敏に飛翔して、メスは低い場所をゆっくりと飛びます。ヒメジョオンなどの花の蜜を良く吸う姿が見られます。

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クロシジミの写真集

山梨県富士河口湖町

2010年7月24日山梨県富士河口湖町のクロシジミ
2014年7月12日山梨県富士河口湖町のクロシジミ

富士山の山麓には全国的に珍しい蝶が多く生息しています。これまで、ゴマシジミやクロシジミ、ヤマキチョウ、ホシチャバネセセリなどを観察してきました。クロシジミは富士山麓で何か所か生息地がありますが、生息地は局地的で、いつ開発などにより環境が変わってしまってもおかしくない状況です。

三重県いなべ市

2016年8月7日三重県いなべ市のクロシジミ

三重県の鈴鹿山脈でクロシジミを観察しました。この場所はキリシマミドリシジミで有名な場所ですので、キリシマミドリシジミを観察しに出かけました。そこで偶然クロシジミに出会いました。クロシジミは全国的に数を減らしている蝶で、この場所で出会えることは想定していませんでした。キリシマミドリシジミよりも珍しいクロシジミに出会えて満足でした。

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