ムモンアカシジミ~珍しい?生態写真や見分け方、生息地、食草、越冬、亜種などを解説~

シジミチョウ科
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ムモンアカシジミはゼフィルスと呼ばれるシジミチョウの一群の蝶の1種で、オレンジ色が美しい蝶です。日本の蝶では珍しく、幼虫が半肉食性であることや、幼虫がアリにお世話をしてもらいいながら成長する特殊性があり、生息域が非常に局地的で、出会う機会が少ない蝶です。

この記事では、これまでに観察したムモンアカシジミの写真を紹介します。

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ムモンアカシジミの紹介

ムモンアカシジミ
分布北海道、本州(局地的)
生息環境山地
発生回数年1回
成虫が見られる時期オスは7月中旬から8月頃。メスは9月頃まで見られる。
越冬の状態卵で越冬
食草クヌギ、カシワ、ブナなど。終齢幼虫はアブラムシなどを食べる半肉食性。
亜種なし

ムモンアカシジミはゼフィルスの1種で、その名の通り、紋が無いアカシジミです。近縁種のアカシジミやウラナミアカシジミは、オスの活動時間が夕暮れ時なのに対して、ムモンアカシジミは正午前後に活動します。メスは飛ぶことが少なく、下草などでじっとしていることが多いです。

ムモンアカシジミの幼虫はアブラムシなどを食べる半肉食性であり、特殊な生態を持つことから生息域が局地的で、簡単に観察できる蝶ではありません。

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ムモンアカシジミの写真集

2022年8月16日福島県川俣町

2022年8月16日に福島県川俣町で観察したムモンアカシジミ

福島県川俣町はムモンアカシジミの産地で有名です。2022年8月16日にムモンアカシジミを探しに川俣町に行きました。10時頃に現地に到着して探し始めたところ、開始から30分程度でムモンアカシジミを見つけました。見つけた場所の環境は以下の写真の通りで、山地の少し開けた場所に生息していました。

2022年8月16日にムモンアカシジミを観察した福島県川俣町の環境
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