【上高地の高山蝶】絶滅危惧種のオオイチモンジやヒメシジミなど

蝶の観察記録
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長野県にある上高地は観光地として非常に有名な場所ですが、珍しい蝶が生息する場所としても有名な場所です。

上高地には多くの珍しい蝶が生息していますが、その中で最も有名な蝶は高山蝶の1種であるオオイチモンジです。オオイチモンジは、北海道では普通に観察できる蝶ですが、本州では主に標高1000m-2000m程度の標高の高い場所にのみ生息する蝶です。ここ上高地は、オオイチモンジが生息する場所として有名です。

この記事では、これまでに上高地で観察した蝶を紹介します。

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2009年7月15日に上高地で観察した蝶

2009年7月15日に上高地で蝶の観察をしました。この日は、目的であったオオイチモンジの他にも、ヒメシジミやゴイシシジミに出会うことができました。以下ではその生態写真を紹介します。

オオイチモンジ

オオイチモンジ

この日の目的はオオイチモンジでしたが、無事に観察することができました。環境省レッドリスト2020では「絶滅危惧II類(VU)」に分類されている貴重な蝶で、また天然記念物にもなっているため採取は禁止されています。長い間滞在しましたが、観察できたのはこの1頭だけでしたので、個体数はそれほど多くないのかもしれません。

ヒメシジミ

ヒメシジミ

ヒメシジミも上高地で観察することができました。翅の外縁のオレンジが印象的で綺麗なシジミチョウです。ヒメシジミは環境省レッドリスト2020で「準絶滅危惧(NT)」に指定されており、草原環境の減少とともに数を減らしている蝶です。この日は複数頭のヒメシジミを観察することができました。

ゴイシシジミ

ゴイシシジミ

ゴイシシジミは特段珍しい蝶ではありませんが、生息場所は比較的限られているため、どこでも見られるわけではありません。胴体が隠れてしまっていてよい写真は撮れませんでしたが、翅の模様が独特なので一瞬でゴイシシジミと判別することができます。ゴイシシジミの幼虫は、日本の蝶の中で唯一の完全な肉食性の蝶で、独特の雰囲気がある蝶です。

上高地で観察した蝶のリスト

2009年7月15日に上高地で観察した全ての蝶のリストを紹介します。上で紹介した蝶以外は特段珍しい蝶はいませんが、参考にしていただければと思います。

都道府県区市町村
ゴイシシジミ2009715長野県松本市
ヒメシジミ2009715長野県松本市
ヤマトスジグロシロチョウ2009715長野県松本市
アカタテハ2009715長野県松本市
オオイチモンジ2009715長野県松本市
ギンボシヒョウモン2009715長野県松本市
クロヒカゲ2009715長野県松本市
コムラサキ2009715長野県松本市
ヒメキマダラヒカゲ2009715長野県松本市
ヤマキマダラヒカゲ2009715長野県松本市
イチモンジセセリ2009715長野県松本市
コキマダラセセリ2009715長野県松本市
コチャバネセセリ2009715長野県松本市

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