【鬼怒川の蝶】栃木県のシルビアシジミ、ミヤマシジミ、ツマグロキチョウなど絶滅危惧種の蝶

蝶の観察記録
※当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。
※当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。

栃木県を流れる鬼怒川の河川敷には、全国的にも非常に珍しいシルビアシジミをはじめ、ツマグロキチョウやミヤマシジミなど、絶滅危惧種に指定されている貴重な蝶が多く生息しています。

私はこれまでに、2009年から継続的に鬼怒川河川敷で蝶の観察を続けてきました。この記事では、これまでに鬼怒川河川敷で観察した蝶を紹介します。

スポンサーリンク

2020年8月12日に観察した蝶(ミヤマシジミ)

8月の盆期間に鬼怒川河川敷に行ってきました。この日に観察できた絶滅危惧種の蝶はミヤマシジミだけでした。ミヤマシジミ以外には、コムラサキやオオチャバネセセリを観察することができました。

ミヤマシジミ

2020年8月12日ミヤマシジミ

2020年8月12日に観察したミヤマシジミです。この日はそれほど数は多くありませんでしたが、まだミヤマシジミが生息していることは確認できました。

スポンサーリンク

2018年7月8日に観察した蝶(ミヤマシジミ、ツマグロキチョウなど)

2018年7月8日に鬼怒川河川敷でミヤマシジミやツマグロキチョウ、ギンイチモンジセセリといった絶滅危惧種に指定されている蝶を観察しました。シルビアシジミも狙っていましたが、この日は観察することができませんでした。

ミヤマシジミ

2018年7月8日ミヤマシジミ

鬼怒川河川敷のミヤマシジミの生息数は多く、この日も多くのミヤマシジミを観察することができました。

ツマグロキチョウ

2018年7月8日ツマグロキチョウ

ツマグロキチョウも鬼怒川河川敷で比較的よく見られる蝶の1種です。この場所にはツマグロキチョウに似ているキタキチョウも多く生息しており、キタキチョウのほうが生息数が多いため、ツマグロキチョウを探し出すことは少し苦労します。

ギンイチモンジセセリ

2018年7月8日ギンイチモンジセセリ

ギンイチモンジセセリの夏型を観察できました。ギンイチモンジセセリには春型と夏型があり、夏型は白い筋が薄くなります。

スポンサーリンク

2015年6月20日に観察した蝶(ミヤマシジミ)

2015年6月20日に鬼怒川河川敷でミヤマシジミを観察しました。6月はミヤマシジミの数が少なる時期ですが、数頭のミヤマシジミが観察できました。

ミヤマシジミ

2015年6月20日ミヤマシジミ

この日に観察できたミヤマシジミです。翅の表が水色をしていますので、この個体はオスだとわかります。メスの場合は翅の内側がグレーになります。

スポンサーリンク

2014年9月6日に観察した蝶(ミヤマシジミ、ツマグロキチョウなど)

2014年9月6日に鬼怒川河川敷で、ミヤマシジミやツマグロキチョウ、ギンイチモンジセセリを観察できました。8月に比べると、9月は蝶の数が多い印象があります。

ミヤマシジミ

2014年9月6日ミヤマシジミ

翅の綺麗なミヤマシジミを観察しました。ミヤマシジミは全国的に数を減らしていますが、鬼怒川河川敷は安定して多くの個体を観察することができます。

ツマグロキチョウ

2014年9月6日ツマグロキチョウ

キタキチョウの中に混ざって、1頭だけツマグロキチョウを見つけました。翅に筋が入っているため、ツマグロキチョウと判別することができます。

ギンイチモンジセセリ

2014年9月6日ギンイチモンジセセリ

ギンイチモンジセセリもこの場所で安定して見られる絶滅危惧種の蝶です。模様や飛び方で似た蝶はいないため、容易にギンイチモンジと判別することができます。

スポンサーリンク

2014年8月3日に観察した蝶(ミヤマシジミ)

2014年8月3日は多くの蝶は観察できませんでしたが、狙っていたミヤマシジミは観察できました。

ミヤマシジミ

2014年8月3日ミヤマシジミ

翅の擦れていない綺麗なミヤマシジミです。2009年以来、5年ぶりに鬼怒川河川敷に来ましたが、ミヤマシジミの生息は確認できました。

スポンサーリンク

2009年9月11日に観察した蝶(シルビアシジミ、ミヤマシジミなど)

鬼怒川河川敷は、その他の河川敷と環境的に大きく変わりがないように見えますが、シルビアシジミなどの絶滅危惧種が何種類か生息しています。以下では、2009年9月11日に鬼怒川河川敷で観察した主な蝶の写真を紹介します。

シルビアシジミ

シルビアシジミ

シルビアシジミは、環境省レッドリスト2020で絶滅危惧IB類(EN)に分類される蝶です。全国的に見ても非常に数を減らしており、絶滅が危惧される蝶の1種です。この鬼怒川河川敷は、そのシルビアシジミが継続的に発生を続けている数少ない場所です。この日は、1頭のシルビアシジミを観察することができました。飛翔中はヤマトシジミと見分けることが困難なため、撮影できたのは1頭だけですが、実際はもっと出会っていたかもしれません。

シルビアシジミの食草であるミヤコグサ

ミヤマシジミ

ミヤマシジミ

ミヤマシジミも環境省レッドリスト2020で絶滅危惧IB類(EN)に分類される珍しい蝶ですが、この場所には非常に多くのミヤマシジミが生息しています。これまでも何度かこの場所に行っていますが、毎回多くのミヤマシジミと出会うことができます。ヤマトシジミやツバメシジミよりも一回り大きいので、飛んでいても容易に見分けることができます。

ツマグロキチョウ

ツマグロキチョウ

一見普通のキチョウ(キタキチョウ)と同じ種に見えるツマグロキチョウですが、この種も上の2種と同様に環境省レッドリスト2020で絶滅危惧IB類(EN)に分類される蝶です。河川敷などに生息する蝶で、ここ鬼怒川河川敷にも生息しています。ツマグロキチョウは発生する季節によって模様が異なる、いわゆる季節型がある種であり、今回は秋型のツマグロキチョウを確認することができました。

ギンイチモンジセセリ

ギンイチモンジセセリ

ギンイチモンジセセリは環境省レッドリスト2020で準絶滅危惧(NT)に分類される蝶です。目立たない蝶ですが、珍しい蝶であることは確かなので、写真を掲載します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました