【蝶の生息地】国営アルプスあづみの公園(長野県安曇野市)のオオルリシジミ

蝶の観察記録
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長野県安曇野市にある国営アルプスあづみの公園は、オオルリシジミが生息する公園として有名な場所です。

2014年6月8日に、オオルリシジミの観察だけを目的に国営アルプスあづみの公園に行きましたので、この記事ではその時に観察できたオオルリシジミを紹介します。

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オオルリシジミの紹介

オオルリシジミは、『日本蝶類図説(宮島幹之助(1904))』で「プライヤー氏の甫て本邦に発見せる稀種なり」と記載されていて、昔から生息地は限られている稀な種であったことがわかります。

さらにその後の高度経済成長に伴う国土開発に伴い、本種は壊滅的な状態となり、現在ではここ国営アルプスあづみの公園を含めて数か所に生息するのみの、非常に貴重な蝶となっています。

環境省レッドリスト2020でも、オオルリシジミ本州亜種は絶滅危惧IA類(CR)に分類されていて、「ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの」とされています。

九州の阿蘇が本種の唯一の多産地ですが、その生息環境は野焼きによって守られていて、野焼きをやめると本種は激減することが知られています。

オオルリシジミの幼虫はマメ科の植物である“クララ”の花芽だけを食べて育ちます。

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国営アルプスあづみの公園で観察したオオルリシジミ

2014年6月8日国営アルプスあづみの公園のオオルリシジミ

国営アルプスあづみの公園では、この貴重なオオルリシジミを保護するため、安曇野オオルリシジミ保護対策会議の協力・指導のもと「オオルリシジミのサナギを放そう!」という行事をおこなっています(国営アルプスあづみの公園HPより)。

そのため、毎年6月上旬ごろになると、公園内を飛び回る本種を見ることができます。

私は、2014年6月8日に国営アルプスあづみの公園に行き、オオルリシジミを観察してきました。

ちょうど産卵の瞬間も撮影することができ、非常に満足な一日になりました。

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国営アルプスあづみの公園の周辺で観察した蝶のリスト

この日は国営アルプスあづみの公園だけでなく、その近くにある篠ノ井線廃線跡などに行ってきました。

特段珍しい蝶がいたわけではありませんが、何種類かの蝶を観察することができましたので、参考に紹介します。

都道府県区市町村
ウスバシロチョウ201468長野県安曇野市
キアゲハ201468長野県安曇野市
オオルリシジミ201468長野県安曇野市
イチモンジチョウ201468長野県安曇野市
ウラギンヒョウモン201468長野県安曇野市
サカハチチョウ201468長野県安曇野市
ツマグロヒョウモン201468長野県安曇野市
メスグロヒョウモン201468長野県安曇野市

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