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カブトムシやクワガタを産卵させたい。産卵セットの組み方を教えてほしい。
この記事では、カブトムシとクワガタの産卵セットの組み方を解説します。
カブトムシ・クワガタの産卵セット(総論)
カブトムシやクワガタの産卵セットの組み方は、大きく分けて2種類に分かれます。それは、「産卵木に産卵させる方法」と、「マットに産卵させる方法」です。どちらの産卵セットを組むかは種類によって異なります。以下の表をご覧ください。
種類 | 産卵セット | 管理温度 |
カブトムシ | マットに産卵 | 20℃~28℃ |
オオクワガタ | 産卵木に産卵 | 20℃~28℃ |
コクワガタ | 産卵木に産卵 | 20℃~28℃ |
スジクワガタ | 産卵木に産卵 | 20℃~28℃ |
ノコギリクワガタ | 産卵木とマットの両方に産卵 | 20℃~28℃ |
ヒラタクワガタ | 産卵木とマットの両方に産卵 | 20℃~28℃ |
ミヤマクワガタ | マットに産卵 | 20℃~23℃ |
この様に、例えばカブトムシはマットにしか産卵しませんので、カブトムシの産卵セットを組む場合はマットの産卵セットを組みます。一方で、コクワガタは産卵木にしか産卵しませんので、産卵木による産卵セットを組みます。
産卵木に産卵させる方法
ここでは産卵木に産卵する具体的な手順を紹介します。
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以下では、それぞれのステップに分けて具体的に解説をします。
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産卵木はクヌギもしくはコナラを使用しましょう。市販品の場合は購入時は乾燥しているため、水に浸して水分を吸収させます。浸す時間は1時間程度で問題ありません。水に浸し終えたら、数時間程度日陰干しを行います。その後、産卵木は皮を剝いでおくとノコギリクワガタが産卵しやすくなります。
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マットは加水して湿らせておくようにしましょう。加水の目安としては、マットを握った時に団子ができる程度です。マットを飼育ケースの底から3㎝程度敷いたら、その上に産卵木をセットします。
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産卵木が見えなくなる程度までマットを敷きましょう。マットは手順②と同様に適切に加水しましょう。あとは、昆虫ゼリーや転倒防止のための朽ち木や枯葉などをセットすれば飼育セットの完成です。
産卵木に産卵させる場合に必要なもの
【必要なもの①】飼育ケース
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産卵セットを組むために必要なものの1つ目は飼育ケースです。コバエの発生が気になる場合は、コバエを防ぐことができる飼育ケースも販売されていますので、そういった商品を購入するようにしましょう。
必要なもの②:マット
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必要なものの2つ目はマットです。マットには大きく分けて針葉樹と広葉樹のマットがあります。針葉樹のマットはダニなどの発生を防ぐことができますが、産卵には不向きですので、産卵を目的とする場合は広葉樹の産卵用のマットを選ぶようにしましょう。
必要なもの③:産卵木
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必要なものの3つ目は産卵木です。産卵木はホームセンターなどで売っているもので問題ありません。
マットに産卵させる方法
マットに産卵させる場合の具体的な手順を解説します。
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以下では、それぞれのステップに分けて具体的に解説をします。
飼育ケースにマットを5㎝程度敷き詰めてしっかりと押し固めます。マットが硬くなっていないとメスは卵を産みませんので、可能な限り強くマットを押し固めるようにしましょう。
飼育ケースにさらにマットを5㎝程度敷き詰めて、軽く押し固めます。この時はそれほど強く押し固める必要はありません。
マットに産卵させる場合に必要なもの
【必要なもの①】飼育ケース
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産卵セットを組むために必要なものの1つ目は飼育ケースです。コバエの発生が気になる場合は、コバエを防ぐことができる飼育ケースも販売されていますので、そういった商品を購入するようにしましょう。
必要なもの②:マット
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必要なものの2つ目はマットです。マットには大きく分けて針葉樹と広葉樹のマットがあります。針葉樹のマットはダニなどの発生を防ぐことができますが、産卵には不向きですので、産卵を目的とする場合は広葉樹の産卵用のマットを選ぶようにしましょう。
カブトムシの産卵セット
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カブトムシはマットに産卵しますので、マットの産卵セットを組みましょう。
産卵の難易度 | 簡単 |
産卵セットの種類 | マット |
管理温度 | 20℃~28℃ |
カブトムシはクワガタと比較しても産卵をさせるのは簡単です。基本的にはマットの産卵セットを組んでオスとメスをペアで飼育すれば卵を産みます。
オオクワガタの産卵セット
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オオクワガタは産卵木に産卵しますので、産卵木の産卵セットを組みましょう。
産卵の難易度 | 簡単 |
産卵セットの種類 | 産卵木 |
管理温度 | 20℃~28℃ |
オオクワガタはクワガタ虫の中では産卵させるのが容易です。産卵木の産卵セットを組んで、オスとメスをペアでセットしておけば、メスが産卵木に産卵をします。産卵木が削られてボロボロになってきたらメスが産卵しているとわかります。
コクワガタの産卵セット
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コクワガタは産卵木に産卵しますので、産卵木の産卵セットを組みましょう。
産卵の難易度 | 簡単 |
産卵セットの種類 | 産卵木 |
管理温度 | 20℃~28℃ |
コクワガタはオオクワガタと同様にクワガタ虫の中では産卵させるのが容易です。産卵木の産卵セットを組んで、オスとメスをペアでセットしておけば、メスが産卵木に産卵をします。産卵木が削られてボロボロになってきたらメスが産卵しているとわかります。
スジクワガタの産卵セット
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スジクワガタは産卵木に産卵しますので、産卵木の産卵セットを組みましょう。
産卵の難易度 | 簡単 |
産卵セットの種類 | 産卵木 |
管理温度 | 20℃~28℃ |
スジクワガタはコクワガタと同様に、産卵木の産卵セットを組んでオスとメスをペアでセットしておけば、メスが産卵木に産卵をします。産卵木が削られてボロボロになってきたらメスが産卵しているとわかります。
ノコギリクワガタの産卵セット
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ノコギリクワガタは産卵木とマットの両方に産卵しますので、どちらかの産卵セットを組みましょう。
産卵の難易度 | 簡単 |
産卵セットの種類 | 産卵木とマットの両方 |
管理温度 | 20℃~28℃ |
ノコギリクワガタもクワガタ虫の中では産卵させるのが容易な部類です。産卵木とマットどちらにも産卵しますので、どちらかの産卵セットを組んでおけば問題ありません。
注意点としては、メスが幼虫を食べてしまいますので、マットで産卵させる場合は1~2か月程度経過したらメスを産卵セットから取り出すか、幼虫を別管理するようにしましょう。メスは卵を産むためにタンパク質を必要とするため、幼虫を食べてしまうことがあります。
ヒラタクワガタの産卵セット
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ヒラタクワガタは産卵木とマットの両方に産卵しますので、どちらかの産卵セットを組みましょう。
産卵の難易度 | 簡単 |
産卵セットの種類 | 産卵木とマットの両方 |
管理温度 | 20℃~28℃ |
ヒラタクワガタはノコギリクワガタと同様に、クワガタ虫の中では産卵させるのが容易な部類です。産卵木とマットどちらにも産卵しますので、どちらかの産卵セットを組んでおけば問題ありません。
注意点としては、メスが幼虫を食べてしまいますので、マットで産卵させる場合は1~2か月程度経過したらメスを産卵セットから取り出すか、幼虫を別管理するようにしましょう。メスは卵を産むためにタンパク質を必要とするため、幼虫を食べてしまうことがあります。
ミヤマクワガタの産卵セット
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ミヤマクワガタはマットに産卵しますので、マットの産卵セットを組みましょう。
産卵の難易度 | 難しい |
産卵セットの種類 | マット |
管理温度 | 20℃~23℃ |
ミヤマクワガタは温度管理が必要なため、比較的産卵が難しい種であると言えます。温度が25℃以上になると極端に産卵しなくなります。温度が25℃を越えるような場合は、エアコンを終日稼働させるか、あるいはクーラーボックス・発泡スチロールケース&保冷剤の組み合わせで低温を保つようにしましょう。
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注意点としては、メスが幼虫を食べてしまいますので、マットで産卵させる場合は1~2か月程度経過したらメスを産卵セットから取り出すか、幼虫を別管理するようにしましょう。メスは卵を産むためにタンパク質を必要とするため、幼虫を食べてしまうことがあります。
カブトムシとクワガタの産卵セットの組み方まとめ
カブトムシとクワガタは種類によって産卵セットの組み方や留意点が異なります。それぞれの種の特徴を踏まえて産卵セットを組むようにしましょう。
種類 | 産卵セット | 管理温度 |
カブトムシ | マットに産卵 | 20℃~28℃ |
オオクワガタ | 産卵木に産卵 | 20℃~28℃ |
コクワガタ | 産卵木に産卵 | 20℃~28℃ |
スジクワガタ | 産卵木に産卵 | 20℃~28℃ |
ノコギリクワガタ | 産卵木とマットの両方に産卵 | 20℃~28℃ |
ヒラタクワガタ | 産卵木とマットの両方に産卵 | 20℃~28℃ |
ミヤマクワガタ | マットに産卵 | 20℃~23℃ |
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