コジャノメ~珍しい?生態写真や生息地、食草、越冬、亜種などを解説~

タテハチョウ科
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コジャノメは小型のジャノメチョウという意味で名付けられました。ヒメジャノメと見た目が非常に良く似ており、間違って同定されることが良くあります。ヒメジャノメと比較すると、コジャノメの方が低山地に多く生息します。

この記事では、これまでに観察したコジャノメの写真を紹介します。

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コジャノメの紹介

2014年8月20日山梨県北杜市のコジャノメ
分布本州、四国、九州
生息環境平地、低山地
発生回数年2回程度
成虫が見られる時期5月から9月頃
越冬の状態幼虫で越冬
食草アシボソ、チジミササ、ススキなど
亜種なし

コジャノメは本州から九州に広く分布しますが、北海道と沖縄には生息しません。成虫は基本的に年2回の発生で、第1化(春型)が5月頃に発生し、第2化(夏型)が8月頃に発生します。春型と夏型で模様が異なり、春型は裏面の眼状紋の発達が悪いのに対して、夏型は眼状紋がよく発達します。

日中に林間など暗い場所の低い位置を飛翔して、よく葉に止まります。樹液を吸う姿がよく見られます。

ヒメジャノメと見た目が非常に良く似ており、間違って同定されることが良くあります。

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コジャノメの見分け方

コジャノメはヒメジャノメと見た目が非常に良く似ています。ここでは、コジャノメとヒメジャノメの見分け方を紹介します。

コジャノメの見分け方

コジャノメの見分け方は、翅の裏面に紫みがあるのと、眼状紋が内側に寄ることで見分けることができます。

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コジャノメの写真集

埼玉県所沢市

2015年6月6日埼玉県所沢市のコジャノメ
2015年6月6日埼玉県所沢市のコジャノメ

埼玉県所沢市でコジャノメを観察しました。コジャノメは都市近郊の林などにも生息しています。樹液に集まりますので、樹に止まるコジャノメを見る機会が多くあります。6月に見られた個体ですので、第1化(春型)のコジャノメになります。春型は眼状紋の発達が弱い特徴があります。

千葉県大多喜町

2015年5月23日千葉県大多喜町のコジャノメ
2015年5月23日千葉県大多喜町のコジャノメの卵

千葉県大多喜市で産卵するコジャノメを観察しました。コジャノメはチジミササなどのイネ科の植物に産卵します。

山梨県北杜市

2014年8月20日山梨県北杜市のコジャノメ

山梨県北杜市で観察した交尾中のコジャノメです。8月に観察した個体ですので第2化(夏型)になります。夏型は春型と比較して、眼状紋がよく発達します。

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