コヒオドシ~珍しい?生態写真や生息地、食草、越冬、亜種などを解説~

タテハチョウ科
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コヒオドシは小型のヒオドシチョウという意味で名付けられた蝶で、北海道から本州に生息しています。北海道では平地でも普通に生息していますが、本州では標高の高い場所にのみ生息する蝶で、”高山蝶”と呼ばれることもあります。

この記事では、これまでに観察したコヒオドシの写真を紹介します。

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コヒオドシの紹介

2011年8月3日北海道上川町のコヒオドシ
分布北海道、本州
生息環境北海道では平地から山地、本州では山地
発生回数年1回
成虫が見られる時期周年
越冬の状態成虫で越冬
食草ホソバイラクサ、ミヤマイラクサなど
亜種

コヒオドシは北海道では平地にも普通に生息しますが、本州では高山帯にのみ生息し、個体数の減少傾向が著しい蝶です。主に標高1,300m以上の高山に生息する蝶で、「高山蝶」と呼ばれることもあります。「高山蝶」と呼ばれる蝶は日本には以下の13種類が生息しています。

本州の高山蝶(9種類)

タカネヒカゲ、ミヤマモンキチョウ、ベニヒカゲ、クモマベニヒカゲ、タカネキマダラセセリ、ミヤマシロチョウ、オオイチモンジ、コヒオドシ、クモマツマキチョウ

北海道の高山蝶(4種類)

ウスバキチョウ、カラフトタカネヒカゲ、アサヒヒョウモン、クモマベニヒカゲ

成虫は年1回の発生で、北海道では7月中旬ごろから羽化しはじめ、本州では7月下旬ごろから羽化が始まります。非常に俊敏に飛びますが、路上によく止まります。

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コヒオドシの写真集

北海道伊達市&洞爺湖町&上川町

2015年7月15日北海道伊達市のコヒオドシ
2015年7月15日北海道洞爺湖町のコヒオドシ
2011年8月3日北海道上川町のコヒオドシ

北海道の各地でコヒオドシを観察しました。コヒオドシは北海道では平地でも普通に見られる蝶で、実際に北海道の各地で多くのコヒオドシが観察できました。本州ではなかなか見ることができない珍しい蝶ですが、北海道では普通種の1種と言えます。

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