日本のクワガタの種類を解説!何種類生息している?

カブト・クワガタ
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日本には何種類のクワガタムシが生息しているかご存じでしょうか?日本には39種類のクワガタムシが、亜種を含めると50種類以上のクワガタムシが生息しています。カブトムシと比較して、クワガタは多くの種類がいます。

そのうち、野生の環境で比較的身近に観察できるのはコクワガタ、ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタ、ヒラタクワガタ、スジクワガタの5種類です。逆に、この5種類以外のクワガタは、野生で見たことが無いという人も多いのではないでしょうか。また、その他有名なクワガタとしてはオオクワガタがいます。

この記事では、日本で観察できるクワガタの種類を紹介します。

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日本で観察できるクワガタを紹介

ミヤマクワガタのオス(左)とメス(右)

前述の通り、日本には亜種を含めると50種類以上のクワガタが生息しています。

オオクワガタ属

オオクワガタ

オオクワガタ

ヒメオオクワガタ

ヒメオオクワガタ

リュウキュウヒメオオクワガタ

リュウキュウヒメオオクワガタ

ヒラタクワガタ

ヒラタクワガタ

スジブトヒラタクワガタ

スジブトヒラタクワガタ

チョウセンヒラタクワガタ

チョウセンヒラタクワガタ

オキノエラブヒラタクワガタ

オキノエラブヒラタクワガタ

タカラヒラタクワガタ

タカラヒラタクワガタ

ハチジョウヒラタクワガタ

ハチジョウヒラタクワガタ

ツシマヒラタクワガタ

ツシマヒラタクワガタ

トクノシマヒラタクワガタ

トクノシマヒラタクワガタ

ダイトウヒラタクワガタ

ダイトウヒラタクワガタ

コクワガタ

コクワガタ

リュウキュウコクワガタ

リュウキュウコクワガタ

アマミコクワガタ

アマミコクワガタ

トクノシマコクワガタ

トクノシマコクワガタ

ハチジョウコクワガタ

ハチジョウコクワガタ

トカラコクワガタ

トカラコクワガタ

アカアシクワガタ

アカアシクワガタ

スジグワガタ

スジクワガタ

ヤマトサビクワガタ

ヤマトサビクワガタ

ノコギリクワガタ属

ノコギリクワガタ

ノコギリクワガタ

ハチジョウノコギリクワガタ

ハチジョウノコギリクワガタ

トクノシマノコギリクワガタ

トクノシマノコギリクワガタ

トカラノコギリクワガタ

トカラノコギリクワガタ

アマミノコギリクワガタ

アマミノコギリクワガタ

オキナワノコギリクワガタ

オキナワノコギリクワガタ

ヤエヤマノコギリクワガタ

ヤエヤマノコギリクワガタ

オキノエラブノコギリクワガタ

オキノエラブノコギリクワガタ

クメジマノコギリクワガタ

クメジマノコギリクワガタ

ミヤマクワガタ属

ミヤマクワガタ

ミヤマクワガタ

ミクラミヤマクワガタ

ミクラミヤマクワガタ

アマミミヤマクワガタ

アマミミヤマクワガタ

ネブトクワガタ属

ネブトクワガタ

ネブトクワガタ

オキノエラブネブトクワガタ

オキノエラブネブトクワガタ

オガサワラネブトクワガタ

小笠原ネブトクワガタ

オキナワネブトクワガタ

オキナワネブトクワガタ

ハチジョウネブトクワガタ

ハチジョウネブトクワガタ

ヤエヤマネブトクワガタ

ヤエヤマネブトクワガタ

トカラネブトクワガタ

トカラネブトクワガタ

アマミネブトクワガタ

アマミネブトクワガタ

ヨナグニネブトクワガタ

ヨナグニネブトクワガタ

オニクワガタ属

オニクワガタ

オニクワガタ

キンオニクワガタ

キンオニクワガタ

キュウシュウオニクワガタ

キュウシュウオニクワガタ

ヤクシマオニクワガタ

ヤクシマオニクワガタ

マルバネクワガタ属

アマミマルバネクワガタ

アマミマルバネクワガタ

オキナワマルバネクワガタ

オキナワマルバネクワガタ

ヤエヤママルバネクワガタ

ヤエヤママルバネクワガタ

チャイロマルバネクワガタ

チャイロマルバネクワガタ

シカクワガタ属

アマミシカクワガタ

アマミシカクワガタ

チビクワガタ属

チビクワガタ

チビクワガタ

オガサワラチビクワガタ

オガサワラチビクワガタ

マメクワガタ

マメクワガタ

フィシコリスマメクワガタ

ダイトウマメクワガタ

ダイトウマメクワガタ

ツノヒョウタンクワガタ属

ルイスツノヒョウタンクワガタ

ルイスツノヒョウタンクワガタ

ツヤハダクワガタ属

  • ツタハダクワガタ

ルリクワガタ属

  • ルリクワガタ
  • コルリクワガタ
  • ニセコルリクワガタ
  • ホソツヤルリクワガタ

マグソクワガタ属

  • マグソクワガタ

マダラクワガタ属

  • マダラクワガタ
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【代表種1】コクワガタ

コクワガタのオス

コクワガタの生息環境

コクワガタは”小さいクワガタ”という意味ですが、大きいものではオスで50mmを越える個体もおり、実際には小型ではなく中型のクワガタに分類されます。

日本に生息するクワガタの中では最も普通に見られる種で、北海道から九州まで全国に分布しています。個体数もクワガタの中で最も多く、都会でも見られることがあります。

コクワガタは他のクワガタと同様に、クヌギやコナラなどの樹液をエサとします。活動時間は主に夜間なので、夜間に樹液が出ている木を探しに行くと、野生のコクワガタに出会える可能性が高まります。

コクワガタの亜種

日本には5亜種のコクワガタが生息しています。

  • 北海道・本州・四国・九州に生息する一般的なコクワガタ(原名亜種)
  • 八丈島に生息するハチジョウコクワガタ
  • 屋久島などに生息するヤクシマコクワガタ
  • 三島村などに生息するミシマコクワガタ
  • トカラ列島に生息するトカラコクワガタ

コクワガタの寿命

コクワガタは野生では1~2年、飼育環境下では2~3年生きます。越冬することができるクワガタですので、長く飼育を楽しむことができるのも大きな特徴です。

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【代表種2】ノコギリクワガタ

ノコギリクワガタのオス

ノコギリクワガタの生息環境

コノギリクワガタは日本に広く生息し、野生での個体数も多いため、コクワガタと並んで日本を代表するクワガタの1種です。大顎の内側がノコギリのようにギザギザしていることからノコギリクワガタと名づけられました。

分布は北海道から九州となっており、平地や山地の広葉樹の森林に生息します。都会でも生息していることがあります。

ノコギリクワガタは他のクワガタと同様に、クヌギやコナラなどの樹液をエサとします。活動時間は主に夜間なので、夜間に樹液が出ている木を探しに行くと、野生のノコギリクワガタに出会える可能性が高まります。

ノコギリクワガタの亜種

日本には6亜種のノコギリクワガタが生息しています。

  • 北海道・本州・四国・九州などに生息する一般的なノコギリクワガタ(原名亜種)
  • 黒島に生息するクロシマノコギリクワガタ
  • 硫黄島に生息するミシマイオウノコギリクワガタ
  • 口永良部島に生息するクチノエラブノコギリクワガタ
  • 三宅島などに生息するミヤケノコギリクワガタ
  • 屋久島に生息するヤクシマノコギリクワガタ

ノギリクワガタの寿命

ノコギリクワガタは通常、羽化したその年に寿命を迎えます。通常は越冬することができないクワガタですので、越冬するコクワガタやオオクワガタなどと異なり、クワガタの中では短命と言えます。

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【代表種3】ミヤマクワガタ

ミヤマクワガタのオス(左)とメス(右)

ミヤマクワガタの生息環境

ミヤマクワガタの「ミヤマ」は漢字で「深山」と書きます。その名の通り、ミヤマクワガタは標高の高い山間部に生息しています。そのため、カブトムシやコクワガタ、ノコギリクワガタと違い、都市に近い森林などでは目にする機会が少ない種です。

ミヤマクワガタの亜種

日本に生息するミヤマクワガタは、次の2つの亜種に分類されます。

  1. 本州や北海道、四国、九州に生息する一般的なミヤマクワガタ(原名亜種)
  2. 伊豆諸島に生息するイズミヤマクワガタ
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【代表種4】ヒラタクワガタ

ヒラタクワガタのオス

ヒラタクワガタの生息環境

ヒラタクワガタは日本に広く生息しますが、東日本では生息数はやや少なく、西日本ではやや多い傾向があります。大型のクワガタであり、オオクワガタやミヤマクワガタ、ノコギリクワガタと並んで日本を代表するクワガタの1種です。平べったいフォルムをしていることからヒラタクワガタと名付けられましたが、実際は厚みもあるクワガタです。

ヒラタクワガタは他のクワガタと同様に、クヌギやコナラなどの樹液をエサとします。活動時間は主に夜間なので、夜間に樹液が出ている木を探しに行くと、野生のヒラタクワガタに出会える可能性が高まります。

ヒラタクワガタの亜種

いわゆるヒラタクワガタと呼ばれる種は、ヒラタクワガタ、チョウセンヒラタクワガタ、スジブトヒラタクワガタの3種類に分類されます。さらにそこから、12の亜種に分類されており、離島に生息するヒラタクワガタはほとんどの場所で別亜種とされています。

ヒラタクワガタの種類
  • ヒラタクワガタ
  • チョウセンヒラタクワガタ
  • スジブトヒラタクワガタ

ヒラタクワガタの寿命

ヒラタクワガタは越冬し、一般的に3年程度生きます。エサや飼育環境(低温飼育)により、4年以上生きたという個体もおり、長寿のクワガタと言えます。

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【代表種5】スジクワガタ

野生で採集したスジクワガタのオス

スジクワガタの特徴と生息環境

スジクワガタは”スジがあるクワガタ”という意味で、メスや小型のオスの個体には羽に縦のスジがあります。大型のオスの個体はコクワガタによく似ますが、野生で採集できる多くのオスの個体は小型です。小型のクワガタで、体長は本土のスジクワガタのオスで13.5~40.0mm、メスで14~24mmです。

日本に生息するクワガタの中でも比較的よく見られる種で、北海道から九州までほぼ日本全国に分布しています。高温には弱いため、飼育する時は高温にならないよう注意が必要です。

スジクワガタは他のクワガタと同様に、クヌギやコナラなどの樹液をエサとします。活動時間は主に夜間なので、夜間に樹液が出ている木を探しに行くと、野生のスジクワガタに出会える可能性が高まります。

スジクワガタの亜種

日本には2亜種のスジクワガタが生息しています。

  • 一般的なスジクワガタ(原名亜種)
  • 屋久島に生息するヤクシマスジクワガタ

スジクワガタの寿命

スジクワガタは6か月~2年程度です。越冬することができるクワガタですので、長く飼育を楽しむことができるのも大きな特徴です。

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【代表種6】オオクワガタ

オオクワガタの♂

オオクワガタの生息環境

オオクワガタは”大型のクワガタ”という意味で、飼育下では90mmを越える大きさの個体もおり、日本では最大級のクワガタです。

日本国内ではほぼ全域に生息していますが、生息地はブナの原生林やクヌギの台木に集中していて、非常に局地的な分布となります。

オオクワガタは他のクワガタと同様に、クヌギやコナラなどの樹液をエサとします。活動時間は夜間ですが、警戒心が非常に強くすぐに隠れてしまうため、野生のオオクワガタを観察するハードルは非常に高いと言えます。

オオクワガタの寿命

オオクワガタは寿命が長いことが特徴です。通常は越冬をして2~3年程度は生きます。飼育環境が良ければ4~5年生き延びることもあります。飼育も比較的容易な部類なので、飼育初心者にもオススメのクワガタと言えます。

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(参考)クワガタの採集方法

カブトムシやクワガタの成虫は、主にクヌギやコナラなどの樹液をエサとしています。また、基本的には夜に活動する夜行性の昆虫ですので、昼間に樹液の出ている木を見つけておいて、夜にその場所に行くとカブトムシやクワガタが見つかる可能性が高まります。

また、カブトムシやクワガタは夜間に光に集まる習性がありますので、光を放って集める方法(ライトトラップ)もあります。

  • カブトムシやクワガタはクヌギやコナラなどの樹液をエサとしている。
  • 夜行性のため、樹液の出ている木を夜に探しに行くと見つかる可能性が高まる。
  • 光を使って採集する方法(ライトトラップ)も有効。

樹液での採集と、ライトトラップの採集方法は以下のYouTube動画で紹介していますので、こちらも併せて是非ご覧ください。YouTubeのチャンネル登録も是非お願いします。

↓樹液採集

↓灯火採集

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この記事ではクワガタの種類を紹介しました。このサイトではカブトムシの種類も紹介していますので、是非こちらの記事もご覧ください!

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