カブトムシとクワガタで自由研究!飼育方法・育て方や産卵方法について

カブト・クワガタ
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子供が好きなカブトムシやクワガタで夏休みの自由研究をさせてあげたい。何か実験できることはないかな?

小学生の夏休みの自由研究のテーマとして、カブトムシやクワガタは人気があります。この記事では、具体的に夏休み自由研究で取り組むことができるテーマを紹介します。

夏休みは一般的に7月下旬から8月下旬までです。この間はカブトムシやクワガタの最盛期です。カブトムシやクワガタが成虫となり、産卵をする時期です。

自由研究のテーマとしては、成虫から産卵までをテーマとすることができます。

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【テーマ①】野生のカブトムシやクワガタが生息している環境を調べる

樹液を吸うカブトムシとオオムラサキ

野生のカブトムシやクワガタがどういった場所に生息しているか調べてみましょう。

カブトムシやクワガタが野生で生息している環境の特徴をいくつか紹介します。自由研究の参考にしてみて下さい。

特徴①:広葉樹の樹液をエサとしている

テレビなどで、木を登っているカブトムシやクワガタの映像を見たことがある人も多いと思います。カブトムシやクワガタはクヌギやコナラなどの広葉樹の樹液をエサとしています。そのため、広葉樹で樹液が出ている木を探すと、カブトムシやクワガタが見つかることがあります。

特徴②:夜に行動する夜行性である

カブトムシやクワガタは基本的に夜行性ですので、夜間に探しに行くと良く見つかります。

ですが、昼間に全く見られないわけではありません。昼間でも樹液を吸っている姿を目にすることはよくありますし、クワガタは昼間は木に潜んでいることがありますので、木を蹴るなどして衝撃を与えると落ちてくることがあります。

特徴③:標高が高い場所に生息するクワガタもいる

標高の高い場所に生息するミヤマクワガタ

クワガタの種類によって生息環境は様々であり、例えばミヤマクワガタは基本的に標高の高い場所に生息しています。そのため、暑さに弱く、涼しい環境を好みます。この様に、生息環境によって見られる種が異なります。

特徴④:肉食性のカブトムシもいる

あまり知られていませんが、日本にはコカブトという肉食性のカブトムシが生息しています。肉食性ですので、一般的なカブトムシのように樹液を吸うことはありません。

そういった特徴もあり、普段はなかなか見る機会の少ないカブトムシですが、種類によってエサが異なるというもの調べてみてはいかがでしょうか。

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【テーマ②】カブトムシやクワガタを飼育ケースで飼育する方法を調べる

飼育ケースで飼育しているミヤマクワガタ

野生のカブトムシやクワガタを捕まえたら家で飼育してみましょう

カブトムシやクワガタを飼育するポイントをいくつか紹介します。自由研究の参考にしてみて下さい。

【ポイント①】与えて良いエサと与えてダメなエサは?

昆虫ゼリー

与えて良いエサと与えてダメなエサとは何でしょうか?

水分量の多いスイカなどのエサは、カブトムシやクワガタの体調を崩してしまう可能性があるので与えないようにしましょう。

与えて良いエサは昆虫ゼリーやバナナなどです。昆ゼリーはホームセンターや通販などで簡単に購入することができますので、昆虫ゼリーを使う人が多いです。

【ポイント②】転倒してひっくり返った時の対策は?

転倒したカブトムシ

カブトムシやクワガタはひっくり返ってしまうと自力で起き上がることができません。起き上がるためにもがくことで弱ってしまい、寿命を縮めてしまいます。

そのため、ひっくり返った時に自力で起き上がれるよう、朽ち木やエサ皿、落ち葉などを置いておくようにしましょう。

朽ち木やエサ皿を置いた例

【ポイント③】温度やマットの湿度は?

発泡スチロール&保冷剤で温度を一定に保つ

カブトムシやクワガタは夏に活動するので、暑い環境に強いと思われがちですが、実はそうではありません。

カブトムシであっても、飼育環境が30℃を越える環境では暑すぎて弱ってしまいます。

カブトムシやコクワガタ、ノコギリクワガタなどを飼育する場合の適温は20℃から28℃程度です。それ以上暑くならないよう気を付けましょう。

ミヤマクワガタは標高の高い場所に生息するクワガタであり、暑さには非常に弱いクワガタです。適温は20℃から23℃ですので、この温度をキープできるようにしましょう。

温度を下げる方法
  • エアコンを使う。
  • クーラーボックスや発泡スチロールケース&保冷剤を使う。

また、カブトムシやクワガタは乾燥に弱いため、マット(土)は常に保湿しておくようにしましょう。保湿の目安として、マットを手で握った時に団子ができるレベルです。

【ポイント④】同じケースに何匹入れても良い?

1ケース1匹

カブトムシもクワガタも同じケースに複数匹入れると、喧嘩をして寿命を縮めてしまう可能性があります。特にオスは2匹以上入れないようにしましょう。

喧嘩をするノコギリクワガタとミヤマクワガタ

交尾をさせて産卵を考えている場合は、オスとメスをペアで飼育しますが、交尾をしたら別々に飼育することをオススメします。

【ポイント⑤】屋外で飼育しても良い?

カブトムシやクワガタはできる限り温度が一定の室内で飼育するようにしましょう。屋外で飼育する場合、30℃を超えるような環境にならないよう注意が必要です。

特に直射日光が当たる環境は、温度が大きく上昇することに加えて、乾燥してしまう可能性がありますので避けるようにしましょう。

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【テーマ③】カブトムシやクワガタを産卵させる方法を調べる

カブトムシの卵

飼育ケースでカブトムシやクワガタを産卵させてみよう

カブトムシやクワガタを産卵させるポイントをいくつか紹介します。自由研究の参考にしてみて下さい。

【ポイント①】マット(土)は何を使う?

カブトムシやクワガタの産卵用のマット

マットは針葉樹のマットと広葉樹のマットがあります。カブトムシやクワガタを産卵させる時は、広葉樹のマットを選ぶようにしましょう。針葉樹マットはダニなどの防虫には有効ですが、産卵用としては使えません。

【ポイント②】どうやって交尾をさせる?

交尾するカブトムシ

交尾する方法は、同居ペアリングとハンドペアリングの2種類あります。産卵するためには交尾が必要になりますので、どちらからの方法で交尾をさせてみましょう。

【交尾方法①】同居ペアリング

オスとメスを同じ飼育ケースに入れて飼育すると、オスがメスを見つけて交尾を行います。

【交尾方法②】ハンドペアリング

ハンドペアリングは人の手で交尾を促す方法で、オスをメスの上に人為的に置くと交尾が始めることがあります。

なお、野生で採集したカブトムシやクワガタのメスは多くの場合交尾済みですので、メスだけいれば卵を産む確率が高いと言えます。

【ポイント③】種類ごとの産卵セットはどうやって組む?

産卵セットの例

産卵方法は種類によって異なります。

カブトムシやノコギリクワガタ、ミヤマクワガタはマット(土)に産卵しますが、オオクワガタやコクワガタはマットには産卵しません。

カブトムシやノコギリクワガタ、ミヤマクワガタは、飼育ケースにマット敷いて固く押し固めることで産卵セットができます。ここに交尾済みのメスを投入すれば産卵が始まります。

オオクワガタやコクワガタは、マットには産卵せず、朽ち木に産卵をします。そのため、飼育メースに朽ち木を入れておく必要があります。

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