イチモンジチョウとアサマイチモンジの違い・見分け方

蝶の見分け方
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日本には見た目がよく似た蝶が生息しており、蝶を観察していると同定に迷うことが多くあります。このブログでは、よく似た蝶の違いや見分け方を解説しています。

この記事では、イチモンジチョウとアサマイチモンジの違い・見分け方を解説します。

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イチモンジチョウとアサマイチモンジの見分け方

イチモンジチョウとアサマイチモンジは見た目が非常に良く似ます。この記事では、この両種の見た目の違いやその他の見分け方を解説します。

見た目の違い

イチモンジチョウとアサマイチモンジは大きく2つの点が異なります。それは、下の写真で赤丸で囲んだ白斑が、アサマイチモンジは大きく目立ちますが、イチモンジチョウは小さく目立ちません。

イチモンジチョウ

イチモンジチョウの見分け方

アサマイチモンジ

アサマイチモンジの見分け方

生息地の違い

アサマイチモンジとイチモンジチョウは、ある程度生息地域でも見分けることができます。

イチモンジチョウは北海道、本州、四国、九州に生息するのに対し、アサマイチモンジは本州にしか生息しません

つまり、北海道や四国、九州ではイチモンジチョウと断定することができます。

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イチモンジチョウの紹介

2009年6月1日埼玉県所沢市のイチモンジチョウ
分布北海道、本州、四国、九州
生息環境平地、山地
発生回数年3回程度
成虫が見られる時期5月から10月頃
越冬の状態幼虫で越冬
食草スイカズラ、キンギンボクなど
亜種なし

イチモンジチョウは北海道から九州まで広く分布し、平地でも産地でも見ることができます。都市近郊でも普通に見られ、東京都心にも生息しています。成虫は年3回程度の発生で、5月から10月頃まで長い期間見ることができます。滑空するように俊敏に飛翔し、花の蜜を吸うほか、地面からの給水も頻繁にします。

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アサマイチモンジの紹介

2015年6月13日栃木県日光市のアサマイチモンジ
分布本州
生息環境平地、低山地
発生回数年3回程度
成虫が見られる時期5月から10月頃
越冬の状態幼虫で越冬
食草スイカズラ、タニウツギなど
亜種なし

アサマイチモンジは日本の固有種で、本州にのみ生息します。本州では青森県から山口県まで広く分布しますが、近縁種のイチモンジチョウと比べると個体数は少なく、分布も局地的です。発生は基本的に年3回で、5月から10月頃まで観察できます。

成虫は日中、低い場所を緩やかに飛翔し、花の蜜をよく吸います。

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