【長野県飯田市と静岡県浜松市の珍しい蝶】ベニモンカラスシジミやヒサマツミドリシジミ、クロツバメシジミ、ミヤマシジミ

蝶の観察記録
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長野県南部から静岡県北部にかけて、他の地域ではなかなか見られない珍しい蝶が生息しています。この記事では、この地域で見られる珍しい蝶を4種類紹介します。具体的には以下の4種類です。この4種類は全て全国的に数を減らしており、絶滅が危惧されている蝶です。

  • ベニモンカラスシジミ
  • ヒサマツミドリシジミ
  • クロツバメシジミ
  • ミヤマシジミ
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ベニモンカラスシジミ

2023年5月29日長野県飯田市のベニモンカラスシジミ
2023年5月29日長野県飯田市のベニモンカラスシジミ

ベニモンカラスシジミは日本で大きく分けて5つの分布域(そのうちの1か所である愛媛県ではすでに絶滅)があり、その中の1つである長野県南部と静岡県北西部の分布域でベニモンカラスシジミを発見しました。場所は南信濃(飯田市)です。生息地が極めて局地的であり、発見するのには非常に苦労しました。この日は6時間歩いてようやく2頭のベニモンカラスシジミを発見しました。

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ヒサマツミドリシジミ

2015年10月10日静岡県浜松市のヒサマツミドリシジミ

静岡県浜松市にクロツバメシジミの観察に出掛けた時に、偶然ヒサマツミドリシジミを見つけました。9時前に現地に到着しました。道路を歩いていると突然シジミチョウが飛び出しました。初めはムラサキシジミかと思いましたが、近くの葉っぱにとまったところを確認すると、ヒサマツミドリシジミのメスであることが分かりました。ヒサマツミドリシジミは6月頃から成虫が発生しはじめ、オスは7月頃までしか生きませんが、メスは10月頃まで生き残ることがあります。この個体は10月まで生き残った個体です。

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クロツバメシジミ

静岡県浜松市のクロツバメシジミ
静岡県浜松市のクロツバメシジミ

2015年10月10日に静岡県浜松市に蝶の観察に行きました。目的はクロツバメシジミです。この場所は、民家の石垣などにツメレンゲが自生していて、そのツメレンゲを食草とするクロツバメシジミが多く生息している場所として有名です。

私は、この場所でクロツバメシジミが生息する場所を2014年に発見しました。浜松市にクロツバメシジミが生息しているという情報はインターネットから得ていましたが、当時正確な場所までは掴むことができていませんでした。また、当時は車も持っていなかったため、電車の駅から歩いたのを覚えています。そして、クロツバメシジミが生息する場所を探し当てました。

この場所は生息数が多く、至る所でクロツバメシジミを観察できました。クロツバメシジミは東日本亜種、西日本亜種、九州沿岸・朝鮮半島亜種が存在しますが、ここに生息するクロツバメシジミは東日本亜種に分類されます。

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ミヤマシジミ

2009年8月17日静岡県浜松市のミヤマシジミ

静岡県浜松市はミヤマシジミが観察できる場所です。これまでに2回この場所に行っており、どちらもミヤマシジミを観察することができました。

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