【医王山のゼフィルス】アイノミドリシジミやウラクロシジミ、フジミドリシジミなど

蝶の観察記録
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富山県と石川県の県境に位置する医王山は、ゼフィルスが多産する場所として有名でゼフィルスの宝庫と呼ばれることもある場所です。標高は740m~840m程度の場所で、車でアクセスできるため、体力に自信が無くても問題ありません。

この記事では、これまでに医王山で観察したゼフィルスを紹介します。

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2018年6月23~24日に観察したゼフィルス

2018年6月23~24日に医王山でゼフィルスの観察を行いました。この2日間で以下の6種類のゼフィルスを観察できました。

  • アイノミドリシジミ
  • アカシジミ
  • ウラクロシジミ
  • エゾミドリシジミ
  • ジョウザンミドリシジミ
  • フジミドリシジミ

アイノミドリシジミ

アイノミドリシジミ

山地性ゼフィルスの1種であるアイノミドリシジミを観察することができました。アイノミドリシジミは医王山に広く分布しているというよりは、特定の場所に多産していました。アイノミドリシジミは午前10時頃まで活発に活動する蝶で、この日は10時半ごろまで活発にテリトリーを張っていました。

アカシジミ

アカシジミ

アカシジミは平地性ゼフィルスの1種で、都会でも生息していることがあります。医王山でもアカシジミを観察することができました。

ウラクロシジミ

ウラクロシジミ

ウラクロシジミは山地性ゼフィルスの1種で、比較的生息場所が限られるゼフィルスです。医王山は個体数が多く、この2日間でも数頭のウラクロシジミを観察することができました。この個体は非常に綺麗で、まだ発生して間もない個体と考えられます。

エゾミドリシジミ

エゾミドリシジミ

山地性ゼフィルスの1種であるエゾミドリシジミも観察できました。エゾミドリシジミはジョウザンミドリシジミと生息場所が重なることが多いのですが、ジョウザンミドリシジミは午前中に活動し、エゾミドリシジミは午後に活動するため、活動時間である程度見分けることが可能です。

ジョウザンミドリシジミ

ジョウザンミドリシジミ

医王山で最もよく見られたゼフィルスがジョウザンミドリシジミでした。磐梯山でもジョウザンミドリシジミはよく見られましたが、医王山の方が個体数は多い印象です。至る所にジョウザンミドリシジミが飛翔していました。ジョウザンミドリシジミはエゾミドリシジミと生息場所が重なることが多いのですが、ジョウザンミドリシジミは午前中に活動し、エゾミドリシジミは午後に活動するため、活動時間である程度見分けることが可能です。

フジミドリシジミ

フジミドリシジミ

フジミドリシジミも山地性ゼフィルスの1種です。見ての通りボロボロの翅であったため同定に苦労しましたが、白帯の感じからフジミドリシジミと判断しました。次はもう少し綺麗なフジミドリシジミを観察したいです。

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