ヒメヒカゲ~珍しい?生態写真や生息地、食草、越冬、亜種などを解説~

タテハチョウ科
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ヒメヒカゲは本州と小豆島に生息する蝶で、小型のヒカゲチョウの意味で名付けられました。開発により生息地が激減しており、全国的に絶滅が危惧される蝶です。

この記事では、これまでに観察したヒメヒカゲの写真を紹介します。

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ヒメヒカゲの紹介

2011年7月15日愛知県新城市のヒメヒカゲ
分布本州、小豆島
生息環境平地、山地
発生回数年1回
成虫が見られる時期6月から7月頃まで
越冬の状態幼虫で越冬
食草ヒメカンスゲ、ヒカゲスゲなど
亜種なし

ヒメヒカゲは本州と小豆島に局地的に生息する蝶で、北海道や九州には生息しません。生息地は湿地草原で、開発による影響で個体数が激減している蝶です。全国的に個体数が減少しており、保全活動が進められています。この様に、現在は絶滅の危機に瀕する蝶ですが、1904年『日本蝶類図説』(宮島幹之助)では、「山地に普通にして」と記載されていることから、以前は普通種で、それ以降急激に数を減らしたと考えられます。

成虫は年1回の発生で、6月から7月頃に見られます。飛び方は非常に緩やかで、よく葉の上の止まります。花の蜜を吸う姿もよく見られます。

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ヒメヒカゲの写真集

愛知県新城市

2010年7月15日愛知県新城市のヒメヒカゲ
2011年7月15日愛知県新城市のヒメヒカゲ

愛知県新城市の長ノ山湿原で観察したヒメヒカゲです。ヒメヒカゲは全国的に生息数を減らしている蝶で、現在は非常に珍しい蝶になっています。長ノ山湿原はヒメヒカゲが生息している貴重な場所です。これまでに何度か行っていますが、ヒメヒカゲが安定して見られます。

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